ゆる△すとりっぷ

ホラー全般/青春パンク/邦ロック/マンガ/アニメ など中心に語る雑記ブログです。

映画【ザ・キューブ ファイナル・トラップ 】食パンが見所だよ☆

ぬぬぬん〜(*'ω'*)

ども、まりあんぬです。

 

またくだらんホラー・サスペンス?映画を見てしまった……w

 

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評価:1/10

一言感想:大学生の自主制作映画かな?

 

 

今まで見てきた映画の中で一番ひどいかもしれないです。

しかし、私の信条が疼きます。

 

映画好きとは、どんな作品にも面白さを見つける者のことだ。by まりあん

 

ということで、色々とツッコミを入れつつ愛をもってご紹介したいと思います。

肝心の謎についてのネタバレはないように書いていきます!

安心してお読みください。

 

あらすじ

 

目覚めると、謎の立方体。女は手足を縛られ、首には何か埋めこまれたようなふくらみ。ポケットの中には、“1月11日 8:30”と書かれたマッチと、見知らぬ小さな鍵。空間内には、自分を映し出すテレビモニターとベッドだけが置かれ、大きな壁掛けのデジタル時計がカウントダウンを始めている。脱出しようにも、出口は塞がれ、悲鳴も誰にも届かない。「一体誰が、何のために?時計がゼロになった時、一体何が起きるのか…」

引用元:https://filmarks.com/movies/66183

 

まず、邦題『ザ キューブ ファイナルトラップ』についてですが、完全なる誤訳です。

 

あの名作『キューブ』とは、なんの関係もないのでご注意下さい。

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↑これが本家のキューブ

 

そもそも原題は『Riddle Room』です。

縁もゆかりも全くありません。

キューブ人気に乗っかるために、こんなタイトルになったらしい。

あらすじには、思わせぶりに謎の立方体と書いてあるけど、ただの部屋です。

この時点でやっちまったな!感満載ですよね。

 

見所ポイント

 

◎個性的な登場人物

 

・謎の覆面マン(食パンマン)

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主人公を監禁するグループのリーダーです。声は変声機で変えてあるので、不気味さが演出されています。

注目は、彼の登場シーン。

開始5分程度で出てくるフットワークの軽さに驚かされます。

 

「ひょっこり出てきやがったな……。何この被り物www ん?ああ、ご飯持ってきてくれたのね。監禁するんだもんね。ご飯あげないとね。ん?こ、これは……」

 

しょ、食パンだと?

 

いや、別にいいのよ。

食パン手軽だしね、美味いよね。

監禁そうそう持ってくるもんでもないと思うけどね。

いやぁ〜、この食パンには、度々腹筋持っていかれました。

 

・主人公が、おもむろにジャムが塗ってあることを確認する

監禁されて早々ジャム確認すんな

 

・八つ裂きにしたかと思えば、獣のように部屋の隅に駆け寄って食べ始める。

監禁されて早々犯人にもらった食パン頬張るという危機感のなさ。誰も取らないから食べるなら堂々としろ

 

・物語の中盤に、なぜか食パンを食べる

緊迫感台無しだよwwww

 

思い返せば、覆面野郎はやたらと食パン突き出してたな……。

どんだけ食べてほしかったんや……。

あまりに不自然すぎる。

伏線か?(全然そんなことなかった)

そう思うと、覆面の顔が食パンマンに見えてきて爆笑してしまった。

そうだよな。

食パンマンなら、食パンおすすめすることに理由なんていらないよね。

私が悪かった。

 

・もじもじ君(ショッカー)

食パンマンの手下です。

こいつらもなかなか憎めない。

 

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正体隠すだけなんだからもっと他になかったのかと言いたい。

全身タイツって……。

でも、そのもじもじ君スタイルのチョイスがかわいかったので、許す。

ショッカーっぽくもあるので、ギリで許す。

登場で一笑いさせて頂きました。

 

 

◎予算なさすぎ問題

※ちょっとネタバレあり

 

まず、部屋がもんすごいチープ。

部屋の壁も、まるでベニヤ板のように薄いです。

体当たりしたら、普通に倒れそうです。

音楽もほぼなく、申し訳程度の効果音がそっと聞こえてきます。

さながら、大学生の自主制作映画のようです。

このチープな作りで、1時間20分やるの……?まじで? と、視聴者は困惑を禁じ得ない。

 

そして、しばらく見ていると、私にある疑問が浮かんできます。

疑問というよりは、不安でしょうか……。

 

それは、、、、、、、

『映画中ずっと、監禁部屋の中しか撮影されていない問題』

です。

 

おいおい、嘘だろ。

この映画1時間20分も尺あるんだぜ……。

そんなバカな話があるかよ。

いくら予算がないからってそんな……。

別の意味で、この映画から恐怖を感じます。

 

刻一刻と過ぎる時間に、

いつ部屋から出てくれるのか。

頼むから別の部屋とか、廊下も映してくれ。

他の風景も見せてくれ…!

と、心の中で祈りはじめます。

しかし、現実は無情である。

 

1時間20分の間、主人公は一度も部屋から出ることはありませんでした。

そしてほとんどの時間を、私は監禁部屋を眺めて終わりました。

ジーザス。

 

「すいやせんねぇ…。予算ないんで、これで許してくだせぇ」

とばかりに、申し訳なさそうに回想シーンでオフィスのカットがちらっと入ってくる。

それだけです。

ジーザス。

 

短編動画10分の尺なら、楽しめたとおもうんだ……。

 

まとめ

 

この映画の楽しみ方は、食パンと低予算感ですかね。

だいぶ長く感じるので、2倍速で見たいタイプのやつ。

ラストの落ちは、気になった方は見てみてください。

別に見なくてもいいと思います_(  _‾ω‾ )_

 

自分はなんてダメなんだと自己嫌悪に陥った時に見るのがおススメです。

こんなんでも映画として成り立つんだなと思うと、まだ私も生きてていいんだなと前向きな気持ちにさせてくれます。

 

愛をもって言うけれど、お金払ってまで見る映画じゃないです。

 

食パンが私に勇気と優しさをくれました。

以上。それでは、このへんで。

りあんぬでした!

アデューーーッ!(*'ω'*)